エコ・エネ研究会 第61回講演会

熊本大学エコ・エネ研究会の第61回の講演会を 開催致します。

  • 日時: 2016年1月14日木曜日 14:30-17:00 (開場 14:30)

  • 会場: 熊本大学黒髪南キャンパス 共用棟黒髪1, 1階電数教室
  • 14:30-14:40 開会
  • 14:40-15:30 講演1

    • 演題:「Eergy Stroage System ハイブリッドキャパシタのための
          カーボン酸化金属ナノ複合素材の電気化学的特性

    • 講師: 韓国忠北大学 教授 朴秀吉(パクスーギル)

    • 概要:

      スーパキャパシタ、ウルトラキャパシタとも呼ばれる電気化学キャパシタ(EC)は 電解コンデンサと充電式電池の中間の容量を持つ電荷蓄積デバイスです。 電気二重層による非電解な手段あるいは限定的な電解反応により ECは電荷を電極/電解質界面に蓄えます。 高性能なキャパスタの開発には 活性化物質、電解質、バインダー、セル構成など全ての要素の改良が 必要となります。 近年、研究者は従来の電気二重層コンデンサの限界を超えるため、 同一デバイス内で電解・非電解の組み合わせを試み始めました。 今回の講演では活性炭素Li4Ti5O12, Li4Ti5O12-CNTのナノ複合体を用いた EC開発のアプローチについて紹介致します。

  • 15:30-15:40 質疑応答
  • 15:40-15:50 休憩(10分)
  • 15:50-16:40 講演2

    • 演題: 「微生物燃料電池のしくみと応用

    • 講師: 宮崎大学農学部 准教授 井上 謙吾 様

    • 概要:

      生物燃料電池を用いると有機廃棄物の処理と発電を同時に行うことができる。 本講演では微生物燃料電池の発電メカニズムについて概説し、 宮崎県内で多く発生する畜産廃棄物を燃料とした 微生物燃料電池についても紹介する。

  • 17:10-17:20 質疑応答
  • 17:20-17:30 閉会