エコ・エネ研究会 第35回講演会
熊本大学エコ・エネ研究会の第35回の講演会を
開催致しました。
- 日時: 2013年 4月18日木曜日 14:30-17:00 (受付開始 14:00)
- 会場: 熊本大学黒髪南キャンパス
1号館2階共用会議室B
( キャンパスマップの13番の建物です。)
- 14:00 開場
- 14:30 開会の挨拶
- 14:40 講演1
- 演題:「小水力発電で農山村が蘇る」
- 講師: 熊本県小水力利用推進協議会委員長 兼瀬 哲治様
- 概要:
農山村は過疎が進み未来は厳しい現実です。若者を残さなければ、集落や農業 の維持は困難です。棚田景観は素晴らしいものがありますが、その棚田はあと 10年もすると担い手はいなくなり消滅の運命にあります。先人が残した貴重 な財産である農業用水路を使って小水力発電をして、若者を残すことができま す。農村が何らかの形で豊かにならないと未来はありません。行政においても 自主財源の確保が大事です。国の支援にのみ頼るのではなく、地域の資源を活 かして自ら豊かになる工夫が必要です。その力になるのが小水力発電です。険 しい地形と言うマイナスをプラスに変える小水力発電は今後の農山村、過疎地 を蘇らせる一つの力になります。
- 15:30-15:40 質疑応答
- 15:40-15:50 休憩
- 15:50-16:40 講演2
- 演題:「再生可能エネルギー利用−小水力発電」
- 講師: 熊本県立技術短期大学校 校長
熊本大学名誉教授
檜山 隆様 - 概要:
わが国における太陽光発電、風力発電等も含めて再生可能エネルギー利用発電 の現状、安定した電力供給を維持する場合の問題点などの紹介と熊本県小水力 発電研究会(H23年9月−H25年3月)の取組み、特に産業振興部会でのマイクロ水 力発電実証試験について紹介する。
- 16:40-16:50 質疑応答
- 16:50-17:00 閉会