エコ・エネ研究会 第42回講演会

熊本大学エコ・エネ研究会の第42回の講演会を 開催致しました。

  • 日時: 2013年12月18日水曜日 15:00-17:00 (開場 14:30)

  • 会場: 熊本大学黒髪南キャンパス 1号館2階 共用会議室B
    ( キャンパスマップの13番の建物です。)

  • 15:00-15:10 開会 (村山 工学部長 ご挨拶)
  • 15:10-16:40 講演

    • 演題:「持続可能な都市とコミュニティを支えるコンパクトシティ

    • 講師: 熊本大学 自然科学研究科 溝上 章志 教授

      持続可能性の概念は今後の都市開発における重要なパラダイムであり, それを達成する一つの有効な方法としてコンパクトシティ政策が注目されている. 本講演では, 交通サービスに加えて一般財の消費も含めた個人の効用関数を定義し, 彼の現在の効用水準を維持するという条件の下で エネルギー消費量を最小化した場合, 最適な財の消費パターンが実績消費パターンと どれほど異なっているかによって 都市のコンパクト性を評価するモデルを紹介する. このモデルを熊本都市圏の2時点,および長崎都市圏にも適用した. さらに,人口集積タイプが異なる都市構造シナリオに適用し, どのような都市構造や交通サービスがエネルギー消費量削減に 貢献するかを実証的に明らかにした.

  • 16:40-16:50 質疑応答
  • 16:50-17:00 閉会