エコ・エネ研究会 第36回講演会
熊本大学エコ・エネ研究会の第36回の講演会を
開催致しました。
- 日時: 2013年 5月15日水曜日 14:00-17:00 (開場 13:30)
- 会場: 熊本大学黒髪南キャンパス 総合研究棟2階204教室
- 14:00-14:10 開会の挨拶
- 14:10-15:30 講演1
- 演題:「スマートな社会を目指して」
- 講師: 富士電機(株)
発電・社会インフラ事業本部
スマートコミュニティ総合技術部 部長 増渕 正裕 様 - 概要:
太陽光を中心とした再生可能エネルギーの大量導入に伴い、 電力会社の電力系統に悪影響を及ぼさないスマートグリッド、 エネルギーを賢く使うためのエネルギーマネージメント、 災害時を考慮した非常用電源等、これらの技術をネットワーク化 したスマートコミュニティは国内の実証事業を中心に、 実用段階へと移りつつあります。 北九州市や水俣市での事例を中心にスマートコミュニティが 社会に貢献していくものであることを紹介します。
- 15:30-15:40 質疑応答
- 15:40-15:50 休憩
- 15:50-16:40 講演2
- 演題:「生体関節潤滑に学んだ潤滑システム(Bio-Star)を搭載した
マイクロ&クラスター型河川流発電システムの開発」 - 熊本大学 大学院自然科学研究科 教授 中西 義孝様
- 概要:
潮流や河川流のエネルギーを効率的に回収するためにはプロペラ〜回転軸〜増 速機〜発電機を直線的に配置するのが望ましい。そのためには回転軸からの防 水性能に優れ、かつ低摩擦損失の防水シール部品が必要となってくる。この問 題を解決するために生体関節潤滑に学んだ潤滑システム: Bio-Star(Biomimetic System for Tidal power generation learned from Articular cartilage)を開発し、これを搭載したマイクロ&クラスター型発電 システムの実証試験を熊本県・白川および滋賀県・日野川にて行っている。講 演では、これらの過程で見えてきた将来展望と問題点について議論する。
- 演題:「生体関節潤滑に学んだ潤滑システム(Bio-Star)を搭載した
- 16:40-16:50 質疑応答
- 16:50-17:00 閉会